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働楽新都菩薩
働楽新都菩薩
青春時代を京都で謳歌した姫路人

引き寄せされて帰ってきました


左京区に寝床を構え、毎日行ったり来たりしてます

止まると死なんがごとく
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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年11月19日

最終回

結局この会社に入った僕は、ちょっと想像とは違うこの会社で添乗員としての道を歩きだすことになった


前職が営業ということだけあって、それもサービス業に近い営業だったこともあって

そこで身につけてきたスキルが僕の1番の強みになって今までの添乗員としての僕を支えている



営業としてはたった2年間だったけど、その2年間があったからこそ

今の僕がここにいる



この仕事は常に100点を出すことが必要不可欠

本当に難しい仕事だけどその分やりがいにあふれている



こうして僕は今日もどこかへ旅に出る  

Posted by 働楽新都菩薩 at 22:39Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年11月14日

添乗員への道のり

退職が決まった僕は再び京都へ戻らんがために住まい探しと仕事探しに明け暮れていた

そんなときとある求人サイトで適当に条件を入れて検索すると1つの会社がヒットした



添乗員募集中!



押入れに入れられていた資格の証明書を出してきた僕は心の中でつぶやいた

これしかない



合否はともかく、この会社の面接を受けてみることにした  

Posted by 働楽新都菩薩 at 05:28Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年11月11日

僕を待っていたもの

旅から帰ってきた僕は結局現実に押し戻される

この1か月が大問題になり、かえって僕は閉じこもるようになった


つまらない勘違いから上司は口もきいてくれないようになり

妙なプレッシャーだけが襲いかかってくる



そして年明け

僕が店長に提出したのは

その年の販売目標でも抱負でもなく


退職届だった  

Posted by 働楽新都菩薩 at 16:27Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年11月08日

平平凡凡とした毎日

月日はあっという間に流れた



毎日決まった時間に起きて、会社に行って、同じ顔触れに会って

毎日の様に同じことで詰められ、やりがいなんて全くなかった


訪問活動に出るように見せかけてはどこかで昼寝した日もあった


次第に笑うこともなくなって、同時に自分のことが嫌いになって



学生時代の自分が一番なりたくなかった姿になってしまっていた

そんな僕は入社から1年半ほどたったある日、とうとう仕事を投げ出して旅に出た  

Posted by 働楽新都菩薩 at 18:26Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年11月07日

最強の私鉄

京阪京津線(御陵~浜大津)


京都市役所前か太秦天神川まで乗り入れているので

地下鉄でありながら


住宅街を縫うようにくねくねと走りながら


しかも最後には路面電車と化してしまう



全長60m、4両編成の路面電車

観光バスと並走する姿は何とも異様なものがありますが


車に乗っててこんなものに後ろから付いてこられたらたまったもんじゃない

京津線はかなり強敵です  

Posted by 働楽新都菩薩 at 21:43Comments(0)

2008年11月03日

僕の就職活動

一般旅行業務の資格を取った僕はそれだけで旅行業界に就職は簡単にできるものだと思っていた

でも現実は違った

どの企業も採用が少なく、大手企業では確かに数百人単位での採用をしていたけど

その分志望者も多かった


春先まで旅行業界一本に絞って活動を続けてきた僕は

このままでは就職できないかも


という不安にかられるようになった



そんな中であった地元のカーディーラー

出会ったのはたまたまだったけど

トントン拍子に話が進んでいき、


ここから内定をもらえた瞬間僕は就職活動をやめてしまった

2通の合格通知は押入れにしまいこまれることになる  

Posted by 働楽新都菩薩 at 19:13Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年11月02日

歓喜の昼休み

それからしばらくして9月に受けた国内の合格通知が届いた

得点の開示はなかったもののおそらく約款はギリギリだったと思う


とりあえずひと安心


そして落研の引退公演も終わってちょっと落ち着いたある晴れた日

僕にとって最も重要な一般の合格発表の日がやってきた


昼休みの情報処理室

緊張しながらその時間を待って、合格発表のサイトの更新ボタンを押す

数年前にこれで志望大学に落ちたことを知った僕にとって
ネット上での合格発表はトラウマだった


自分の番号を検索する。。。。。




あった!



その時同じ部屋に数人の学生がいたけど、そんなことはばかりもせずガッツポーズが出た

翌日届いた合格通知を見てさらに実感がわいた



これが僕を憧れの旅行業界へ連れて行ってくれる

そう思ったのもつかの間


僕は就職活動の荒波のなか、そんな憧れを忘れていくことになってしまう  

Posted by 働楽新都菩薩 at 21:26Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月31日

できることをやるまで

10月の祝日
大学は学園祭やらなんやらの調整で祝日にも関わらず授業をしていた

でもそれより重要なこと

それがこの日の一般旅行業務取扱主任の試験だった


国内から1か月
国内でつまずいた約款に不安は残るものの

海外実務に関してはかなりの領域までやってきた


これで落ちたら仕方がない、というところまでやってきた



試験時間は120分

とにかくペンを走らせた


自分でも驚くほどペンが進む進む



ところがこの日の僕の失態

腕時計をしてなかったため時間が分からない


とにかく退出可能な時間を過ぎたあと

変にあせりだした僕は


見直しもほどほどに会場を後にした

携帯の時計を見ると、制限時間よりもおおかた1時間早く出てしまっていた


これならもう一回見直しをした方が。。。。

思ったもののもはや手遅れだった  

Posted by 働楽新都菩薩 at 04:26Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月30日

千林商店街

9月のとある日曜、僕は京阪沿線の千林駅にいた

ここからほど近い大学が受検会場

2種類ある旅行業務の資格のうち、最初の方

国内旅行業務取扱主任の試験日がやってきた


あれだけ必死で勉強してきて試験時間はたったの90分だったと思う


業法、いつもどおり
約款、約款、約款。。。。。。。


日本語の意味が分からない。。。。



必死になってやってきた国内観光地理はマックス全開


なのに約款が・・・・・・




国内旅行業務はあくまで一般旅行業務のための模試のつもり

なのに約款でつまづいた



失意のうちに国内の試験が終わった

一般まであと一か月


国内実務以上にややこしい海外実務に専念するつもりが
思わぬ壁にぶちあたってしまった  

Posted by 働楽新都菩薩 at 08:03Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月21日

机上の温泉マニア

いったんは試験勉強を断念したものの

とりあえずやるだけやってみようという気持ちが再発

観光名所、特に温泉名を県ごとにひたすらノートに書いていった


文字にして、ペンを走らせることで自分の記憶として頭に残る


高校時代、英単語の暗記が苦手だった僕に当時の先生が教えてくれたやり方である

地道で単調な作業だけど

これを初めて2週間、温泉名を聞いたら何県にあるのかが十中七八答えられるようになっていた


もう1つの課題であった運賃計算は結局は4択問題

計算方法だけ頭に叩き込んでおけばあとは過去問で鍛えるだけで正解率は上がっていた



2004年9月

僕の伝説が始まる  

Posted by 働楽新都菩薩 at 21:59Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月19日

断念

旅行業の資格試験には3つの科目がある

旅行業法、約款そして、実務


業法と約款は覚えるだけなので比較的スムーズだったけど

業務には観光地理や運賃計算が入ってきた

暗記しようにも量が多すぎる観光地理

図書館にあった過去問を解こうとしても全く分からない運賃計算



うんざりした僕は試験1ヶ月前になって諦めてしまった
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 15:24Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月17日

時は流れて

特にバイトをするわけでもなく、ほぼ毎日クラブに没頭していた僕も

3回生になるとそろそろ進路のことを考えさせられるようになった


あの時高校の先生が言ったように
僕が勉強してきた文化というやつは

どこへ就職しても無意味そうだった


でもそれと同時に僕は
旅行関係の仕事を目指していたことを思い出した。



その年の秋の資格試験目指して

皿洗いしながら、クラブもやりながら、さらに自動車の免許もとりに行きながら

その合間を縫って僕の受験勉強が始まった
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 00:12Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月14日

挫折と逃避

自信満々で望んだ第一志望の入試はことごとく失敗に終わった

逆に僕に残ったのは練習のために受けた産大の合格通知だけだった


先生に報告すると、浪人してでも関関同立を目指すべき
という意見

父親からも
関関同立以外なら学費は出さないと言われていた



でも当時の僕に浪人する勇気も気力も残ってなかった

先生には「ここでもやりたいことができる」と説明し

父親には「浪人しても結局同じ結果になるだけ」と説得し

晴れて産大の入学が決まった



僕を産大に招き入れたのは
紛れもなく落語長屋の存在だった
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 08:54Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月13日

母校との出会い

秋になって真剣に進路を考えるようになった

第一志望はもちろん1つ


そこに合わせるように受験の日程が組まれていたのが
僕の母校だった


第一志望の1日前の入試

どっちも京都の大学


京都の雰囲気を知るっていうのと
受験の空気を感じるっていうのと

とりあえずそんな理由だけで僕は産大の受験を決めた
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 23:21Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月11日

いいわけ

文化を勉強したい

という気持ちはあったけど
正直それを将来の仕事にどう活かすか全く考えてなかった


夏の3者面談の時先生に真っ向からそこをつっこまれた

文化なんて勉強しても就職には何ら関係ない
むしろ将来のことを考えるなら経済学部などの方がよいのでは?
君の成績なら関関同立のどこかで指定校も狙えるから

その言葉に対して
“勝手に僕の人生を決めるな”といわんばかりに反発した

「去年の韓国修学旅行で海外の文化に触れて感動しました。
将来はツアコンとか旅行関係の仕事に就きたいんです」


ツアコン=添乗員

という職業名を口に出したのは多分このときが初めてだったと思う  

Posted by 働楽新都菩薩 at 23:08Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月10日

母親

僕は両親も、そしておじいちゃん、おばあちゃんも
みんな兵庫県出身

親戚で何件か大阪とか北海道とかあるけど

うちは先祖代々兵庫県出身なのだ


そんな中、看護師をしているうちの母は
京都の看護学校を出ている


そんなわけで
どうせ同じ大学に行くなら京都だろう

度々母親からそんな話を聞かされていた

京都といえば小学校の修学旅行で見た
金閣寺に清水寺

おたべくらいしかイメージはなかった


けどどのみち大学へ行くなら下宿はしないといけない

それなら京都も面白いかもしれない




きっかけはそれだけだった
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 06:21Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年10月09日

祭りの準備

学園祭の準備が本格化してきた

僕にとって最後の学園祭


そこへきて初めての模擬店


メニューどうこう
レシピどうこう

毎日思案に明け暮れた




インドから帰ってきた僕は

以前と同じバイトを続けていたけど

なんとなく無気力になっていた



そんな中

いろんなプレッシャーと戦いながら

それまでの3年間とは全く違う学園祭が待っていた





その頃僕の妙なジンクスは形成されていた

      2005年10月
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 22:37Comments(0)ココロノアルバム

2008年10月07日

高校2年

高2の時、僕は自分の人生を左右するくらい大きな先生に出会った

それは担任でもなく、部活の顧問でもなく


世界史の先生だ


夏場なら隣の部屋どころかグラウンドまで響き渡る大声で
汗だくになって授業をする先生


時には厳しく、時には優しくそして面白おかしく



僕はそんな先生の虜になっていた



そうして訪れた初の模試の時


僕は第一志望にとある大学の国際文化学部の名前を書いた
  

Posted by 働楽新都菩薩 at 06:22Comments(0)特別企画〜添乗員誕生記〜

2008年08月28日

インド人にビックリ

僕がインドに行くっていうのは

井戸の中のカエルがいきなり太平洋に連れてかれるようなもんだった


とにかく人がウジャウジャいて

一瞬たりとも気が抜けない

まさしく信じられるのは自分だけ



この旅はパックツアーで

宿と交通手段が付いてたからよかったけど


もしもいきなり1人で飛び出してたらどうなってたか分からなかった



でもこの頃旅に対する思いが強くなってきていたのは確かだった


世界は本当に広い

だから僕も広い心を持たないといけない

そうも感じた



そして帰国後ほとんど間を開けずに内定していた会社の研修旅行に参加した


かなり強い胃痛に襲われながら


ただ春からこいつらと仕事をする


と思うと、結構期待も膨らんでいったのだった




これが僕の最後の夏休みになったのは言うまでもない  

Posted by 働楽新都菩薩 at 09:23Comments(0)ココロノアルバム

2008年08月20日

どうやら噂は本当らしい

京都の夏は祇園祭に始まり、五山の送り火に終わる

というけれど
その通り、五山の送り火の翌日から急に吹く風が秋っぽくなった気がする

まだまだ日差しは強いし熱帯夜もあるけど

どことなく吹き抜けていく風が冷たく感じるような感じないような。。。



今日も国際会館駅から外に出た瞬間

予想以上にヒヤっとして驚いた


でも


やはり最後の坂道で汗だくになるから

まだ夏は終わってないなとクーラー付けながらじゃこ天とビールで軽めの夕飯な本日のしょーわさんでした  

Posted by 働楽新都菩薩 at 22:00Comments(0)短編エッセイ